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伊坂 幸太郎のアイネクライネナハトムジーク。出会えてよかった1冊に。

アイネクライネナハトムジーク

今日は伊坂幸太郎さんのアイネクライネナハトムジークをオススメします。

伊坂幸太郎のアイネクライネナハトムジーク

実は僕、伊坂さんの作品一度も読んだことありませんでした。
知人から何度か勧められていたのですが、本屋でいざ買いに行くと
いつも違う本をついつい買ってしまう性格で。。

でも今回、この本がなぜか惹かれて買いました。
なんで惹かれたのだっけ?と思ってブックカバー外していると。
アイネクライネ伊坂
あ、ジャケ写買いだと気づきました。
いいですよね、いくえみ綾さんの絵。結構好きです。

この本は短編小説です。
けど、ただの短編小説ではありません。そう、短編だけどその短編が全て繋がっていて長編の小説のような感覚。

伊坂さんはミステリー系ですが、この小説はそこまで大きな事件はおきません。

ほぼ基本的に恋愛系の話が多いです。
ただ恋愛ものと言っても人間ものと言った感じです。

恋愛って、自分だけや相手とだけでするものじゃなくて。
出会いや付き合いなども含めて、周りが関わってくること多いですよね。
そういった周りを含めて描かれています。

この人が紹介してくれなかったら、今の出会いはなかった。
この人の話を聞いてなかったら、あの時行動を起こせず今の子と付き合うことはなかったとか。そんな小さな出会いを改めて大切にしたいと思えました。

主要な登場人物が、悪い人が全然いない。
確かに癖はあるのだけど。人それぞれ悩みを抱えてて。
年齢や性別によって、抱えてる悩みは違うけれども。悩みって人によっては大きかったり小さかったり。

ついつい、読んでいる僕も登場人物の幸せを願って、応援してしまう。
やっぱり、誰かを応援するのっていいなぁ~て。

最近はSNSもニュースもギスギスしていることが多くて、人の不幸を喜んだりしている人を見かけます。
けど、そうゆうのって全然楽しくなくて。
人の幸せや頑張っていることを応援したりする方が絶対楽しいと思いました。

そんな当たり前のことを気づかせてくれる。読むと誰かに優しくしたくなったり、今の出会いに感謝したくなるような小説です。

僕はこの本の中で、この言葉が好きです。
主要人物の彼女が妊娠した時に、友人に話した言葉。

ハプニングだよ、ハプニング。
だけど、すげぇよな。俺、すげぇ助かった。これで、俺と彼女の繋がりは
ベリーベリーストロングになったわけだからよ。

ベリーベリーストロング。いい言葉。

僕はこの本予備知識なく読んだのですが。
あることに対してびっくりしました。いや、なんとなく薄々気づいてはいたけど…。

多分、それがすごく余韻に残ってて。
その曲をずっと最近は聞いています。

また、この小説映画化するんですね!知らなかった!
どんな作品になるか楽しみです。主演は三浦春馬さん!

ぜひ、まだ読んでない人には読んでほしい小説です。